不登校・登校拒否の悩み、ご相談ください。

新しいワインは 新しい器に

だれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。
もしそんなことをしたら、その皮袋は張り裂け、酒は流れ出るし、皮袋もむだになる。
だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである。
そうすれば両方とも長もちするであろう。
―マタイによる福音書 9章17節―

師友塾は、一つの幻から始まりました。

僕はかつて、幾百万の若者たちが、こぞってぞろぞろと既存の学校から立ち去る姿を見、そして、彼らの低い呻き声を聞いたのです。彼らは苦悩しながらも躍動し、創造的でさえありました。僕はそんな若者の表情の中に、希望を見ました。そして「この若者たちが甦るような教育現場を作ろう」と心に決めたのです。

爾来32年、幻は現実のものとなりました。

一人の人間としてすぐれた資質や美徳、そして鋭敏なアンテナを持っているがゆえに、既成の制度になじめず、学校に行かない生き方をみずから選んだ、そんな新しいタイプの若者たちが、師友塾で学んでいます。

新しいぶどう酒は、新しい皮袋に入れるように、新しいタイプの若者には、新しい学校が必要です。それが、師友塾です。

師友塾では、自分の花を咲かせることを急ぐよりも、これからの自分の人生を支える“根”を張ることに一所懸命になって欲しいと思います。本来、思春期とは、一人の人間として、どう生きていくべきか、人間として基本的な在り方を考える大切な時期なのです。しっかりとした根を持った人間になれば、どんな時代にも、どんな逆境にも耐え、乗り越えて行くことができます。

いまの欺瞞に満ちた社会への不適応性は、次の新たな社会への適性を意味していると僕は確信しています。君たちは、新しいワインです。師友塾で、君たちの“未来適応能力”を思う存分伸ばしてください。

New wine is poured into fresh wineskins............


師友塾塾長 大越おおごし 俊夫としお プロフィール

1943年、広島県尾道市生まれ。関西学院大学大学院博士課程修了。英文学専攻。大学院在学中に帝塚山短期大学で専任講師を勤める。しかし「手垢のつかない若者教育の場」作りへの情熱やみがたく、大学講師を辞して、1975年、高校中退生のための「リバースアカデミー師友塾」を設立。

1979年、活動の場を国際舞台に求めて家族ごと米国カリフォルニア州に永住、カリフォルニアルーテル大学準教授および学長補佐に就任。同時に大学の全面協力を得て、「AIE」を創設(現本部シアトル)、地球人という旗印のもとに日本からの留学生の育成に力を注いでいる。月刊「パーセー」を主宰。

著書『青春革命』(日本文化科学社)『強気人生のすすめ』『自学力を育てる教育革命』『人間力を高める教育革命』『人をつくる教育 国をつくる教育』(日新報道)『どの子にも起こる登校拒否』(素人社)『自分探し』『親と子の自分革命』『幻の鯉のぼり』(白揚社)『自分気づきの旅』『豊かな生を求めて』『トラウマ』『心の雨やどり』(柏樹社)『Day-to-Day Notes from My Heart 心のカレンダー』(文芸社)『「子どもが学校に行かなくなったら赤飯をたきなさい!』『6000人を一瞬で変えたひと言』『6000人を一瞬で変えたひと言A』(サンマーク出版)『ひとり立ちできる子 がんばれる子』(海竜社)『自然に勉強する気になる子の育て方』(幻冬舎)『不適応能力』(致知出版)『この国の明日を憂う』『生きるために大切な ものの見方 考え方』(ごま書房)など多数。大越俊夫著書一覧